建設職人の不足が大きな課題となる中、今後は、更なる人材育成の必要性を考えた際、より一層の付加価値の高い技術を身に付けることが急務であります。
そのために専門工事会社1社だけによるトレーニングでは限界がある事を感じており、伝統と進取を併せ持つ街「京都」で、「伝統的な建築技術を高める」と共に、今後の職人のあり方を含め「先進的な専門工事業のあり方」を模索していくことに大きな意義があると考えております。
また、京都に脈々と残る建築技術(とりわけ弊社においては左官・塗装技術)を伝承し後世へとつなげる為にこの度「(仮称)京都職人育成アカデミー」の設立をすることで、電車で通える範囲内である京都・木津川市で育成場所を構える事ができれば、子供を育てながら、介護をしながらも職人として働こうとする者の成長する機会を損なわず、加えて、京都地元採用によって少しでも地域貢献できればと期待しております。またこの“京都・木津川モデル”こそが全国の職人育成の今後の指針としたいと考えております。
活動報告資料:第一回(仮称)京都職人育成アカデミー