我々、建設業とりわけ専門建設工事会社は、
依然として建設業許可に基づいた縦割りの工事サービスや縄張り的顧客獲得などの前時代的経営に終始し、
未だ本質的な課題から抜け出せておらず建設業の未来を担う職人育成も危機的な状況下にあると認識しています。
そういった現状分析において、今後の建設業は、圧倒的な専門技術に誇りを持ち、自ら創造の喜びを実感しながら職人が仕事をしていく、そして、その成果物は、納入先である顧客にこれまでの業界の常識など関係なく価値あるものとしてありのまま喜んで受け取っていただくことが、三方よしに加え未来よしにつながるべきと信じております。それこそがKMUの設立当初からの志を貫くことであると今般判断し、業種・地域・所属の枠を越えた価値創造を図る真のダイバーシティ経営によって事業領域の拡大を目指す経営判断を行いました。
今後も、建設業の顧客サービス(=納得施工)というものは、単なるコスト優劣だけでなく、高い満足度のもと適切に評価・発注を頂けるそんな納得いただける仕事を造り上げ、社会のやる気ある多くの有能な人財を建設業界が獲得し職人として鍛え上げる以外に他なりません。